ネットショッピングが当たり前になった今、個人でもネットショップを開業できるサービスが数多く登場しています。そのため、副業としてネットショップを開設する方も増えてきました。今回はネットショップの特徴や注意点、開設方法について解説いたします。
ネットショップの特徴
コストが安い
ネットショップの一番のメリットは開設コストの安さです。実店舗を構えようとすると多額の資金が必要になります。
しかし、ネットショップで必要な資金は、ネットショップの利用料や決済手数料、仕入れ費用くらいです。大手のショッピングモールの場合、それなりの資金が必要ですが、ほとんどお金をかけずに開設できてしまいます。
実店舗と違って世界中で販売できる
インターネット上で商売をするため、世界中どこにいても売買ができます。英語のサイトを用意すれば、世界中から販売できるわけです。そのため、どうすればサイトに訪れてもらえるか、常に考える必要があります。
趣味や特技が活かせる
ネットショップで販売できる商品は様々です。既製品だけではなく、ハンドメイドの雑貨やアクセサリーも販売でき、自分の趣味や特技を生かした商品を売ることができます。マニアックな商品を扱う専門店にするとリピートされやすくなり、場合によっては顧客とコミュニティを作ることも可能です。
ネットショップの注意点
販売するものによっては資格が必要
中古品を仕入れて販売する場合は、古物商許可というものが必要になります。警察へ申請を行いますが、手数料がかかり、1ヶ月ほど待たされるのでネットショップを開設前に申請しておくようにしましょう。
古物商許可があると古物市場や卸業者から安く仕入れられるので、取得して損はないでしょう。食品についても自分で加工して販売する場合や鮮魚・乳製品は保健所に届けなくてはいけません。
ネットショップを開設するための方法
マーケットプレイス
アマゾンや楽天市場のようなECサイトに開設して商品を販売します。信頼性、知名度の高いサイトのため、集客しやすく商品も買ってもらいやすいのが強みです。
マーケットプレイスは定型化されているため、出品作業も簡単になっています。ただし、出店費用や手数料がそれなりにかかるのがデメリットです。商品比較もしやすいため、価格競争に陥りやすいといった点もあげられます。
オリジナルショップ
自分でネットショップのサイトを一から立ち上げてオリジナルのサイトを制作する方法です。サービス利用が無料の場合が多く、余計な経費がかかりません。
デメリットとしてはサイト制作に関連する知識が必要です。ネットショップ運営以外のスキルも必要になってきます。