起業する

起業した仲の良い友人と久しぶりに会う機会がありました。
忙しいけど毎日が充実しているそうです。
私も起業について興味があったので、色々聞いてみました。

起業前に考えていたこと

起業と聞くとやりたいことがあって独立心や意識の高い人がするイメージで、その友人もイメージ通りの人です。
起業するに際、成功するイメージを持っていたのかなど起業する前にどのようなことを考えていたのか聞いてみました。

自分の強みを考えた

友人によると自分の得意なことや他の人と比べてできることなど徹底的に自己分析したそうです。
その友人は美容についてすごい知識を持っていて、聞けば何でも答えてくれます。
友人曰く、美容へ強い興味・関心があって、勉強することに大変さや苦しさを感じないと言っていました。
さらに、自分では気づかないところも知るために、家族や友人はもちろん専門家にも意見を聞いたそうです。

美容について自分の強みとした友人は、そこから何がしたいのか考えました。
モノを売る、知識を売る、技術を売るなどの選択肢から知識を売る講師やコンサルタント業について起業しようと思ったそうです。
そこから成功している既存サービスや海外のサービスなどのリサーチを始めたと言っていました。

起業のため計画をたてる

起業するには資金が必要です。自己資金だけでは足りない場合、銀行や公庫などから借りなくてはなりません。
そこで重要になるのは事業計画書です。事業内容や製品、サービスについての説明、戦略などを具体的な計画を作成します。
お金を貸すほうからするといい加減な計画書では返してもらえるのか不安になりますよね。
友人は自己資金だけでは心配だったそうで、資金調達のために事業計画書を作成しました。
すでに起業した人や知人の銀行員などに相談して、「どのくらいの資金が必要なのか」「月の支出はどのくらい」なのかなど、あやふやだった部分が明確になっていくところが大変だったけど勉強になったそうです。

起業は想像より難しくない

起業すると、年商が億以上でたくさんの社員を抱える大企業をイメージする人もいるでしょう。
私もそういうイメージでした。ですが、友人によるとパソコンとネット回線でできるネットショップでも起業することになるそうです。
一人でもできるので、個人事業主としての登録や会社を立ち上げる必要もありません。
ただ、知っておくことはあるそうです。それは「税金」。
起業して事業で得られるお金には税金がかかります。1年に1回確定申告が必要です。
確定申告を怠ると脱税として罪に問われます。友人はわからないことがあれば税理士に相談しているそうです。

起業は手続きを自分ですべて対応する必要がありますが、好きなことや得意なことを仕事にできるのが魅力。
友人も起業の際、困難や苦労があったそうですが、今ではその困難も楽しめていると言っています。
そんな友人がとても輝いて見えました。